手形が不渡りとなったその日の深夜、眼を血走らせた(債務整理の際の)債権
者がドナリこんできたのが深夜でも無理といえない場合がある。
ことに翌日の手形買戻しや債権者側の急迫した資金繰りがからんでいれば、
なおさらである( 債務整理の際、注意)。
追加担保をめぐって徹夜交渉となることもある。
だが、なんでもない日に必然性もないのにいきなり深夜にやって来たとすれば、
これはおかしいことになる( 債務整理の際、注意)。
というふうに、個々の場合に応じた微妙な判断が必要である。
要するに、一般的な必然性も特殊な必要性もないのに、来るべからざる深夜
にやって来たことが「いやがらせ、脅迫行為」として犯罪になりがちであるから、
ここをうまく対処しなければならない。
次に朝である。古来、戦に朝駆けが有利とされたのは、ぐっすり眠っている無
準備の時、虚を突くことになるからである。
債権回収(債務整理)は別に敵の首を取る戦いではないから朝を攻めても無意
味のようであるがそうではない。
第一に、夜よりももっと債務者本人が在宅する率が高いということである。
夜の3時頃自宅へ帰ってくるという債務者は多くても、朝5時には家を出るとい
う債務者は少ない。
夜遅い者こそ朝も遅い。
